人事異動は突然に!
時に2022年5月、コロナ禍の日本国に、新たな社畜が誕生した。
その名もマスクドおじさん。
人事部長の気まぐれで「海外渉外部」に異動となったアラフォーおじさんです。
異動当初は社畜になるなんて思ってもいなかったし、なる気もありませんでした。
理由は異動先の業務をよく把握していなかったからです。
漠然と「英語(語学力)」が必要なんだろうな・・・、くらいの認識だったし、周りも「英語できるの?」「英語喋れたんやな!」というリアクションでした。
異動は玉突きで前任は別部署へ異動となり後任として私が入るという形でした。
後から思うとこの時点でかなりおかしい!
5月の異動を前に4月に数日、海外渉外部に来て前任から業務の引継ぎを受けます。こちらが業務の性質をわかっていないこともあり、基本的に説明を受けるだけでした。業務内容も取引先との専用連絡ツールの使い方の説明、それにあたっての基本的な事項の説明を2日程度聞いただけでした。
説明を聞いただけだと大変そうな感じはあまりなく、そんなものなのかな?くらいにしか思いませんでした。ただ、引継ぎの仕方として「3日に1度くらいは取引ツールを使う!(何のために?)」とか、「基本的には操作マニュアルの通り」という表現がたびたび出てきたので????と思ったので質問したのですが、「全て操作マニュアルに従う」の一点張りでした。これは実際にやってみるしかないなと覚悟して異動しました。
業務のスタート位置が異様に低い
異動して全く初めての業務に従事することになったのですが、いかんせん手順や内容を記したマニュアルや引継ぎ書がない業務が多く、色んなところでつまずいたり足踏みしたりすることになります。最初のうちは自分で調べたうえで前任に内線をかけたりしていましたが、徐々にそれも辞めました。というのもシステムの操作マニュアルに記載されている条件を守らずに作業を進めていたり(いやいやマニュアルに従うって説明してたじゃん!と思ったのですが、前任が適当だったということでしょう)、前任のマイルールのような内容が多かったからです。一方で作業する際に各種の元データを集めたり、作業時に影響が及ぶ人や部署への連絡のタイミングなどについて一切記録に残っておらず想像で進めるしかありません。このような状況だと一つの作業を進めるために膨大な時間を要します。関係する各部署との連絡タイミングや業務の受け渡し方法などについて全く引継ぎがなく、実際に業務を始めてから「実はこうだった」というようなことが頻発しています。案件が発生した際に良いスタートを切りたいのですが、何からどう手をつけていいかわからず、過去の紙資料を綴じたファイルを見返すところから始めます。
社畜大地に立つ!
この記事を執筆している時点で異動から8か月経過しています。異動当初引継ぎで聞いた内容は全体の5%程度で大した参考にもなりませんでした。まあ中年おじさんが新しい業務を覚えるのは辛いのですが、うちの会社は異動すると全く畑違いの業務に携わることになります。これから弊社の業務環境や私の置かれた状況などを綴っていければと思います。
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